会社員として働くことと、自分で事業を持つことは、どちらか一方を選ばなければならないものではありません。
一つの会社から得られる収入だけに依存するということは、自分の収入や働き方の多くを、その会社の経営や判断に委ねることでもあります。
会社員としての安定を活かしながら、自分自身でも収入を得られるようにしておくことは、収入源を分散し、将来の選択肢を増やすための備えにもなります。
アルバイトとして収入を増やす方法もありますが、私は小さくても自分で事業をする形をおすすめしています。
副業で得られるものは、収入だけではありません。自分で仕事をつくり、価格を考え、選んでもらい、利益を残す経験は、自分で事業をするからこそ得られるものです。
自分の経験や知識、技術を使って仕事をつくり、うまくいかなければやり方を変える。こうした経験を重ねることで、会社から給料をもらう以外にも、自分で収入を生み出す方法が少しずつ身についていきます。
最初から大きく稼ぐ必要はありません。金額が小さくても、自分で仕事をつくって得た収入には意味があります。
会社の名前や仕事がなくても、自分に何ができて、何ならお金を払ってもらえるのか。それを小さく試すことができる機会でもあります。
自分で事業を始めるからといって、会社を辞める必要はありません。
むしろ、安定した収入があるうちに小さく試せることは、会社員が副業を始める大きな強みです。
初期費用を抑えて始め、うまくいかなければやめる。手応えがあれば続ける。利益が出るようになれば、少しずつ広げる。
生活を守ったまま試せるのであれば、最初から大きなリスクを負う必要はありません。
週末のネット販売でも、これまで身につけた経験やスキルを使ったサービスでも構いません。大切なのは、形だけ副業を始めることではなく、自分で考え、自分で判断し、自分で収入を生み出せるものを少しずつ持つことだと考えています。
勤務先の就業規則や制度を確認することは必要ですが、それだけを理由に最初から選択肢を閉じる必要はありません。できること、できないことを整理したうえで、自分に合った方法を考えることが大切です。
私自身の経験も踏まえながら、副業を単なる「もう一つの仕事」で終わらせず、将来の選択肢として育てていく方法を一緒に考えていきます。
自分でも収入を生み出せるようになることは、お金の問題だけでなく、自分の働き方や生き方を、自分で選べる余地を増やすことにもつながると思っています。